ROLEX チェリーニ3656 オーバーホール事例
品番3656
18金ホワイトゴールド
今回の事例は繊細なデザインが魅力のロレックスチェリーニです。
ベルトの留め金具にも王冠の装飾が施されています。
チェリーニの歴史はかなり古く、1928年に誕生しました。
その名称は、16世紀のイタリアルネッサンスの彫刻師である
ベンベヌト・チェリーニに由来します。
「このコレクションは、ロレックスのノウハウと高い完璧性を兼ね備え、
時代を越えたフォルムが時計製造の伝統を体現している。
落ち着きのある洗練されたライン、上質な素材、繊細な装飾など、
そのひとつ一つが時計製造における美学そのものである。」
出典元:ロレックス公式ウェブサイト
シルバーにメタルバンドの薄型でメンズでもレディスのようにエレガントで
クラシカルなデザインです。
上品な雰囲気はフォーマルな場所でも重宝されるでしょう。
ご利用誠にありがとうございました。
修理期間:約4週間
オーバーホール 基本料金 42,984円(税込)
ROLEX デイトジャスト ボーイズサイズ68274オーバーホール事例
キャリバー2135
品番68274
今回の事例はデイトジャストボーイズサイズ
シルバーに金の文字盤のスタンダードなモデルです。
ボーイズサイズの中の機械部分はレディスと同じです。
ケースに合わせるための枠がついています。
今回は歯車に損傷がみられ、2番車も3番車も交換の必要がありました。
ゼンマイに近く負荷のかかる2番車は、やはり交換の事例がよくあります。
ルビーに触れる負荷の大きい軸に、摩耗による損傷がみられます。
ボーイズやレディサイズのカレンダーはメンズのようなドーナツ型ではなく、
円形をしています。
ご利用誠にありがとうございました。
修理料金:86,184円(税込)
修理期間:約4週間
交換部品:2番車 21,600円(税込)
交換部品:3番車 21,600円(税込)
オーバーホール 基本料金 42,984円(税込)
ロレックスエクスプローラⅡ オーバーホール及び2番車交換
『ROLEXエクスプローラⅡ オーバーホール、及び2番車交換事例』
今回の事例は
エクスプローラⅡキャリバー3185品番16570
外観はとても美しく丁寧に使用されていて、目立つ傷もみられません。
しかしながら金属はどうしても年月とともに劣化が進みます。
内部はゼンマイが切れていて、完全に止まっていました。
診断の結果、摩耗により二番車を交換の必要もありました。
赤い色が見える部品はタイムゾーン切り替えモジュールです。
は短針を早送りする部品です。
赤い部分にはルビーが使われています。
油がさせないほど、金属部分と一体型になっていますので、
文字盤同様、洗浄はできません。
テンプの扱いには細心の注意を払います。
修理料金:64,584円(税込)
修理期間:約4週間
交換部品:2番車 21,600円(税込)
オーバーホール 基本料金42,984円(税込)
ROLEXデイトジャスト 品番16200 オーバーホール事例
今回の事例はシルバーにネイビーの文字盤がスタイリッシュなモデルです。
キャリバー3135品番16200
依頼内容は、メンテナンスとしてオーバーホールを希望とのことでした。
今回は診断の結果部品交換はございませんでした。
テンプを外した後は、ゼンマイの巻をゆるめ、歯車に予期しない力がかかって破損するのを防ぎます。
分解にも時計に応じた技術が必要とされます。
ご利用誠にありがとうございました。
オーバーホール 基本料金42,984円(税込)
ROLEX デイトジャスト オーバーホール事例
ロレックスデイトジャストキャリバー1570 リファレンス1601
今回の事例は診断の結果、オイルの質が劣化し動きが悪くなるようです。
例えば振り子状に動くテンプには専用のオイルを塗布していますが、
油が切れてくると振り幅が小さくなる等、
動きに影響が出て部品の交換にもつながります。
カレンダー周りにも損傷は見られません。
テンプは、テン輪、テン真、振り座などで構成される脱進機の一部です。
歯車のような重りでバネ状の部品を正確に動かす形状です。
とても繊細な作りで、破損防止のため、一旦分解してほかの部品を
外した後にまた土台に取り付けて洗浄します。
出車は、専用の出車抜きという工具を使います。
古い時計は比較的部品が多く使われています。
その分、分解や組み立てに手間がかかります。
このモデル以降は技術が向上するに従い、
シンプルな構造になっているようです。
ご利用誠にありがとうございました。
オーバーホール 基本料金42,984円(税込)
ロレックス メンズエクスプローラⅡのオーバーホール事例
今回の修理事例はロレックス メンズエクスプローラⅡのオーバーホールです。
品番16570 キャリバー3186
パーツ交換の必要はありませんでした。
スタンダードなメンテナンスをご希望で、
見積もりの時点では交換が必要な部品も見られませんでした。
年式的にも初のオーバーホールのようです。
あまり使用される機会がなく、部品に損傷がみられなくても
内部の各部品をスムーズに動かすオイルは年程度で劣化します。
それが原因で部品の破損につながる場合があり、
部品交換が必要になると、修理費用も高額になります。
外見は変わらなくても、内部の留め具の数が違ったりした場合、
型番が変更される場合があります。
今回は短針を動かす構造に複雑な変更があったようです。
初めて分解するモデルの場合、職人の作業も手探りとなり
丁寧に確認しながら分解し、組み立てなおす時にスムーズに作業できるよう、
心がけます。
弊社のオーバーホールには基本的な研磨も含まれます。
ご利用誠にありがとうございました。
オーバーホール 42,984円(税込)
ロレックス デイトジャストメンズ オーバーホールの組み立て行程
ロレックス デイトジャストメンズ 組み立て行程
キャリバー3186
テンプのショックバネが新しい、比較的最近のモデルです。
洗浄、修理不可な部品は交換品を用意し、
すべての部品をそろえてから組み立て作業に入ります。
まずは心臓部のテンプを取り付ける部品を固定します。
テンプは破損防止のため、土台に取り付けた洗浄します。
古くなって粘りの出てきた時計内部の潤滑油は
洗浄の時点で完全に取り除いております。
歯車のような部品だけではなく、その芯や、
組み合わさって動き回転する部分には
部品の摩耗回避し、滑らかに動くために注油します。
各部品に応じた種類の違う油を千枚通しのような
オイラーという専用工具を用いてごくわずかに塗り、
動きを確かめながら慎重に組み立てを進めます。
リューズにつながり、針の動きを規制するレバー等を取り付けます。
ガンギ車、2番車、4番車の順に丁寧にしながら組み立てます。
その後3番車を4番車の上に重ねる陽に設置し、輪列受けパーツで
蓋をするようにネジで3か所固定します。
自動巻き部分の組み立てに入ります
ゼンマイに続くローターの芯は軸になるので、
そこにまず注油します。
続いて赤い切り替え車を取り付けます。
切り替え車が傷むことにより、ゼンマイを巻くときに不具合が
生じやすくなります。それを避けるため、丁寧に注油します。
この後、最終的に針を取付け動作確認をし、
研磨済の外装やベルトをとりつけて完成となります。
ご利用誠にありがとうございました。
オーバーホール ¥42,984(税込)